某TVの情報番組でコメンテーターをされていて名前と顔は知っていたのですが、日本国債が話題になっていたときに、文庫本で出たので読んでみました。
為替ディーラーの話なんですが、作者が元々プロのディーラーだったと言うことで(ペンネームも為替のディーリング用語からきています)、為替のディーリングとはどんなものかの勉強になります。
ただ〜し。純粋に小説としてみた場合は・・・。
正直、もう一つです。
人物描写が弱いので、主人公がなぜ「Dファンド」に引き抜かれたかなどの動機付けが不十分なところがあります。
まぁ読みやすいので金融関係の勉強のつもりでどうぞ。
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